30代って仕事・子育てに大変ですよね。私も仕事をしながら大学院に通い、家に帰ると2児の父親。仕事も頑張りたいし、家族との時間も大切にしたい。そんな中で様々な本を読み、特に参考になったり生活に影響を及ぼした本を選んでみました。選ぶにあたって当初は4、5冊にしようと思いましたが、どれも良書ばかりで選びきらず15冊と多いですが読者の皆様の興味が惹かれる本があれば幸いです。
2030年の世界地図帳
キーワード
▶SDGs:持続可能な開発目標
▶2020年代を牽引する4つのデジタル·イデオロギー。アメリカン·デジタル、チャイニーズ·デジタル、ヨーロピアン·デジタル、サードウェーブ·デジタル。
▶世界を俯瞰しながら考える。
▶日本の居場所を考える。
▶莫大な情報をもとに予測する。
メディアでも拝見する落合陽一氏の著書。世界のあらゆるデータをもとにこれからの世界を予測する。急激な変化に日本はいつの時代も出遅れる。しかし、いつの時代も這い上がる。莫大な情報の中からみえてくる本当の世界の姿。子ども達へ残す未来を考えながら行動する。今何ができるのか。考えさせられる1冊。
1%の努力
2ちゃんねる開設者ひろゆき氏の著書、1%の努力 。7つのエピソードと49の思考から成る内容。好きではないと努力できない・チャンスを掴むためには片手は常に空けておく・大きな石から先に入れる、など、結果を出すために重要なことやニッチな部分で勝負をしたり、時には働かないアリになるためにはどうしたらいいかを考える。他の本では語られない、今の自分にできる事を考えさせられる1冊。
影響力の武器
▶カチッ·サー
▶返報性のルール
▶社会的証明の原理
▶権威の持つ影響力の強さ
▶原始的な自動性
影響力とは何かを知ることで、まずは自分自身が騙されないための防衛法を身に付けられる。そして、人に良い影響を及ぼすことのできる人間になる。多くの研究から人がどのような心理メカニズムで動かされるのか解明された本書。ボリュームが多く、読むのにだいぶ時間はかかったが勉強になる1冊。
嫌われる勇気
アドラーの思想を青年と哲人の対話という形でまとめられた本書。本書の中で、すべての悩みは人間関係と言われるくらい人間関係について書かれ、人間関係を複雑にしているのは自分であると書かれている。確かにその通りで悩みの根本は人間関係に関連することがほとんどである。後半になるにつれて難解に感じる部分もあるが、全体を通して悩みが軽くなる1冊。私がここで説明しなくても、多くの方はご存知であると思います。ご存じない方は是非一度読んでいただくことをお勧めします。
レバレッジ・リーディング
▶一冊1500円が100倍の150,000円へ。
▶本は最高の投資対象。
▶速読より多読。
▶本を読む目的を明確にする。
▶16%をつかめばOK。
▶80対20の法則。
▶余白にどんどん書き込む。
▶ボロボロになるまで使い倒す。
▶読んだままで終わらせない。
▶メモに残す。
読書習慣がついたもととなった本。少し古い内容であるが大変参考になる。これから読書をしようと考える方には読んでほしい1冊。
スタンフォード式最高の睡眠
▶眠りの自己破産。
▶「90分の法則」、最初の黄金の90分を最上質にする。
▶「90分前入浴」
▶番外編:連想式睡眠法
これは良かった!睡眠の常識を覆す内容もあり目からウロコの内容。睡眠時間を削ると日中の生産性や記憶が低下する。いかにして上質な睡眠をとるか、日中の覚醒を高められるか書かれた本。この内容に加え、最近youtubeでみた連想式睡眠法も組み合わせ、あっという間に寝れています。元々、睡眠の質が悪いわけではなかったが、1日6.5時間未満の睡眠では体調が悪くなることがこの年でようやく気付いた。睡眠に悩む方にはおすすめ。
あなたの知らないあなたの強み
漫画「宇宙兄弟」とFFS理論が教えてくれる、自己、他者、組織をそれぞれのタイプで考え、理解しそれをコミュニケーションや教育指導に活かす方法が解説されている本書。自分の「強み」が分かるweb診断も付いてくる。私は溝口大和タイプで、保全・弁別・凝縮性が高い傾向。保全と弁別が高く拡散性が低いのは納得。受容性が低いのは意外な結果。確かに他人の身になって考えるのは苦手かも。そういう部分は他の人に補完してもらおうと思う。自分の組織での立ち位置を再考させられ、また、上司・部下との関係性もこのタイプを考え付き合っていくとストレスなく関係性が築ける。「自分が分かれば、他人も分かる」。確かにそんな気がする。
AI vs. 教科書が読めない子どもたち
▶2016年でAIの偏差値57.1。
▶AIの超えられない読解力と常識の壁。
▶3人に1人が簡単な文章を読めない。
AIに任せる所、人でなければできない所。プラスの価値を見出す力が必要。これから自分たちが学ぶべき内容と子どもに学ばせる内容を両方の視点で考えさせられる1冊。
DIE WITH ZERO
若いうちにはした金を貯めるのではなく、様々な経験に投資する。死ぬまでにどのようにお金を使うか。お金の使い方について、今までと違った視点で考えさせられる本書。10年前に読んでみたかった。今と違う道を歩んでいたかな?お金に対する価値観や自分の人生観が変わる1冊です。
世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?
▶美意識のコピーは不可能。
▶テクノロジーはコピーされる。
▶真·善·美の内部基準を持つ。
意識したことがなかった考え方。絵画をみる視点が変わった。著者の山口周さんの本はどれも参考になるのでこれからの社会に必要なスキルについて考えることができる1冊。
D・カーネギーの人を動かす、道は開ける
▶「人を動かす」には、まず相手を理解する。
▶人に好かれたいなら、相手を思う気持ちを行動に示す。
▶相手をやっつけずに自分の意図を通すのが最良の手。
▶喜んで人が協力するように仕向ける。
D・カーネギーの名著「人を動かす」と「道は開ける」をマンガでまとめた本書。書いてあることはいろんな自己啓発本に載っており、当たり前のことなんだか、現実ではそううまく立ち振る舞えないことが多い。ただ、繰り返し読むことで無意識でその思考過程や行動が身につけられるよう復習·実践をしていきたいと思った1冊。
革命
現フランス大統領、エマニュエル・マクロンの著作。投資銀行勤務から36歳で大臣となり、39歳で大統領に就任したエリート。彼の思想と政策について、自分の家族、生い立ち、フランスの歴史からフランス、ヨーロッパの政治経済の展望について書かれた本書。本書の中で学べたことは、哲学や歴史といった部分をおろそかにしてはいけないということ。それが前進するための原動力となる。フランシス·ベーコン「Knowledge Power」(知識は力なり)。
7つの習慣
▶主体的である。
▶終わりを描くことから始める。
▶最優先事項を優先する。
▶win-winを考える。
▶まず理解に徹し、そして理解される。
▶シナジーを創り出す。
▶刃を研ぐ。
いわずと知れた世界的名著、スティーブン・R・コビィーによる7つの習慣。表面的な「個人主義」ではなく、人間の内面にある人格的な部分を磨く「人格主義」でしか真の成功は得られないと著者は説く。成功するために人格を磨く。人格を磨くためには効果的な習慣を身につける必要がある。勝ち負けでなく、みんなが幸せになれる社会を目指したい。そんなことを考えさせられる。
ゼロ秒思考
▶頭に浮かぶイメージ、感覚を言葉にする。
▶ゼロ秒思考はメモ書きで身につける。
▶思いついたことは、何でもとにかく書く。
▶毎日10ページ、1ページ1分以内で。
本書では論理的思考を瞬時にできるために「メモ書き」によるトレーニング方法が紹介されている。また、「メモ書き」によるトレーニングをしながら、今現在の悩みや課題を解決するための思考を整理できる。論理的思考を瞬時に行う「メモ書き」を行う際のタイトルや本文の書き方まで解説。論理的思考を鍛えられる1冊。
君たちはどう生きるか
▶僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている。
▶大きな苦しみを感じるのは、それは正しい道に向かおうとしているから。
困っている人を見て見ぬ振りをする。次は、一歩を踏み出そう。そんな勇気をもらえる1冊。子供が大きくなったら読ませよう。
まとめ
以上が年100冊読む30代2児のパパおすすめの本15冊でした。それ以外の本もInstagramで紹介しておりますので是非覗いてみてください。皆様の参考になれば幸いです。
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