【日本百名山】くじゅう連山の魅力と楽しみ方

山ブログ

日本百名山のひとつ、九州の名峰・名山である大分県に位置するくじゅう連山。今回、そんなくじゅう連山登山の魅力についてご紹介したいと思います。

久住山 1787m

くじゅう連山の中心、久住山。登山口である牧ノ戸峠から往復4時間程度で登れ、人気の山である。久住山へは複数の登山口からアクセス可能で、縦走ルートもあり四季折々の景色が楽しめ、また、牧ノ戸峠からは標高差も少なく老若男女問わず楽しめる。牧ノ戸峠にはバス・マイカーでアクセス可能。牧ノ戸峠には売店・自販機・トイレなど充実している。約200台の駐車スペースがあるがGWなどのハイシーズンには路上駐車が多数発生するなど混雑する。その場合は赤川登山口が穴場でおススメである。※赤川登山道は2021年11月現在で豪雨災害により閉鎖中。最新の情報をご確認が必要です。

久住分かれから望む夏の久住山

中岳 1791m

九州本土最高峰。久住山から30分程度でアタック可能で縦走におすすめである。くじゅう連山を見渡す山頂からの景色も良い。

稲星山 1774m

牧ノ戸峠から登った場合、久住分かれより御池へ向かい40分程度。くじゅう連山を見渡せ、6月にはミヤマキリシマの群生が楽しめる。

三俣山 1745m

長者原登山口から見える特徴的な3つの峰(正式には4つ)からなる三俣山。主に長者原登山口を利用する。所要時間は往復5~7時間程度とどの峰まで踏破するかで変動する。

坊ガヅルから望む冬の三俣山

星生山 1762m

牧ノ戸峠より登り、往復4時間程度。岩肌がむき出しとなったルートもあり、くじゅう連山の中では一味違った景色が楽しめる。日帰りソロ登山の場合は久住山・中岳・星生山を縦走することが多い。

大船山 1786m

くじゅう連山の中でも大船山系に属する。久住山や三俣山などからなる久住山系とは坊ガヅルを挟み対峙する。ミヤマキリシマの群生も有名。登山口は長者原登山口、吉部登山口、男池登山口など複数ある。最短ルートである吉部登山口からも往復6~7時間程度かかり、標高差もあることからくじゅう連山の中では体力的には難易度が高い。そのため、私は坊ガヅルでテント泊をする際に登ることが多い。

中腹にある注意書き

平治岳 1642m

ミヤマキリシマの群生で最も有名な平治岳。ハイシーズンでは登山道が渋滞になるほどであるが、このミヤマキリシマの群生は一見の価値あり。吉部登山口からは約6~7時間程度。

冬のくじゅう連山

樹氷や中岳の下にある御池が一面凍ったりと、雪化粧をしたくじゅう連山もまた美しい。天気が良ければ簡易アイゼンをバックに忍ばせ登ります。くじゅう連山といえども、冬場はガスにまかれ一歩登山道を外すと危険ですので注意は必要です。凍った御池は渡れますが、くれぐれも自己責任でお願いします。

凍った御池は渡れますが自己責任で…

テント泊

くじゅう連山はテント泊初心者にもおススメです。詳しくは別の記事を書いていますのでそちらをご参照ください。

【くじゅう連山】憧れの坊ガヅルでのテント泊
今回は坊ガヅルの魅力について書いていきたいと思います。

登山後のおすすめ

登山後の楽しみと言えば温泉。私の独断と偏見で、くじゅう登山後のおススメの温泉を紹介します。その温泉は「九重星生ホテル 山恵の湯」。長者原の近くにあり、最大の魅力は露天風呂から一望できるくじゅう連山の雄大な景色。さっきまで登っていた山を眺めながら浸かる温泉は格別です。

山恵の湯 - 九重星生ホテル
くじゅう連山に抱かれて湯浴みを愉しむ 展望露天風呂「山恵の湯」 空室確認 ・ ご予約0973-79-3111

まとめ

以上、私の大好きなくじゅう連山の紹介でした。最近は家庭・仕事の影響で頻度は減りましたが、片道車で2時間かけて毎月登っていました。はじめての登山、雪山、テント泊。山への欲求を全て満たしてくれます。ただしあくまでも1700mを超え、往復4時間以上かかります。体調や装備、天候には十分に気を付けて、魅力いっぱいのくじゅう連山を楽しんで下さい。

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